#2026/01/16 (木)

2026/01/16 (木)

今日は電気工事の影響で家が半壊状態だったので、外出して暇を潰していた。 お昼にユッケジャンとキンパを食べた。韓国の鍋料理ってサムゲタンは明らかに違うのが分かるんだが、ユッケジャンとスンドゥブとキムチチゲの違いはよく分からないままでいる。その店ごとに店主(?)の気分(?)で命名しているんじゃないかな?今日はユッケジャンの名を冠する鍋料理を食べたのだが、「これスンドゥブです」って言われたらスンドゥブだと思うし、「これキムチチゲです」って言われたらキムチチゲだと思いながら食べる気がする。キンパをお店で食べるのは初めてだったのだが、本当に美味しかった。倍は余裕でいける。なんなら4倍でもOK。つくづく思うが、ごま油って存在がせこいと思う。あんなのかけたらなんでも美味しくなりますやん。 お昼を食べた後は、市の図書館に行って利用申請をした。このまちに5年近く住んでいるのだが、大学の図書館に結構本が置いてあるからか、今まで市の図書館を使ったことがなかった。しかし最近は大衆小説に気持ちがあり、その手の本はどうしても大学の図書館には数が少ないので代わりに市の図書館を使うことにした。利用カードはその名通り物理的なカードの形をしているのだが、最近は便利なものでスマホに入れることができるらしく、その手続きもしてもらった。なお目当ての本は貸し出されていたので今日は何も借りずに帰った。図書館には偶然にも、定年退職した教授が穏やかな顔で雑誌を読んでいた(僕は1年の冬に彼の授業をD判定で一度落とされ、翌年の再履でA+を取った)。とても良い時間の使い方で、僕もあのようなのどかな余生を過ごしたいなぁと思った。 今日は図書館ハシゴDAYで、市の図書館の後は大学の図書館に向かった。本に関しては結構ミーハーなので、少し前にSNSで話題になっていた『タタール人の砂漠』を借りた。借りた本は今日は読まず、先に読みかけの『東大ファッション論集中講義』を読み切ることにした。この本は、実際に開講されたファッション論についての集中講義のライブ感を、本に落とし込もうとして書かれたものらしい(あとがきにそう記されていた)。集中講義が骨組みにあるためか、かなり駆け足気味であり、踏み込んだ内容が少なく若干の物足りなさを感じたが、ファッション史の概形を短時間で学べたのでよかった。中世の貴族階級のファッションについて、以前読んだ『暇と退屈の倫理学』のテーマに通じるものがあり、両作で挙げられたウェブレンの『有閑階級の理論』が読みたくなった。よい本であったが、この本を読んでファッションセンスが向上するわけではないので、そのような目的の場合は雑にYouTubeなどを見たほうが良いと思う。 個人的に読書、特に大衆小説は、ショート動画を見漁るのと同じぐらい時間を浪費する贅沢な行為だと思うのだが、世間的には前者のほうが圧倒的にウケがよく、なんなら時間を有意義に使っていると肯定的に受け止められているまである気がする。その点で、読書はかなり許しの趣味だと思う。普段の活動が鳴かず飛ばずであることに引け目を感じていて、逆に息抜きの遊びっぷりが凄まじいと反感をくらいそうなので、娯楽の中でもまだ聞こえのいいものを趣味にしました、という感じ。僕は散歩も好きなのだが、これもかなり許しの趣味だと思う。最近はこの許しの観点から、これは趣味にしてもまぁええかなというものを選んで趣味として続けている傾向にあり、ガキの頃のように心置きなくゲームで遊んだり、アニメを一気見したりする生活からはかなり遠ざかっている。もちろん趣味に良いも悪いもないのだが、個人の心持ちとしては、普段の活動でそれなりに成果を出し「SNSでしょうもないショート動画を見漁るのが趣味です」と堂々と言えるぐらいになるのが、目指すべき姿なのだと思う。

2026/01/17 01:40:47